89: ◆CItYBDS.l2[saga]
2018/04/22(日) 10:42:42.26 ID:AjSdyyFV0
ニート「俺の父親は、まあご存知かもしれませんが。初代勇者です」
剣聖「!?」
大司教「ん!?」
行政官「いやいやいや、ご存じではありません。え?」
大司教「初代勇者に息子がいただと!?そんな馬鹿な!?」
ニート「まあ、世間にはあまり知られていませんがね」
剣聖「……母君は誰だ?」
ニート「さあ?俺は会ったこともありません。親父から母のことを教えてもらったこともない」
行政官「た、確かに彼の経歴にはそのように書かれていますね……」
行政官「この報告書は、王国情報部によって裏付けがとられたもの……情報部がガセネタを掴まされるとは思えません」
行政官「で、あるならば、彼は紛れもなく勇者の息子ということです」
剣聖「しかし勇者は―――」
大司教「うむ、子を為すつもりは毛頭なかったはずじゃ」
行政官「気が変わったのか、もしくは失敗したのか。今となっては、理由はわかりませんが」
大司教「俄かには信じられんな」
ニート「信じられないっすか?ならこれでどうすか、この右手の甲に浮かんだ鳥の形をした痣」
ニート「親父にも、同じものがあったでしょう?こういうの何て言うんでしたっけ……遺伝?」
大司教「確かに、奴の手にも同じ形の痣があった」
行政官「遺伝―――いや、これこそ神託の……」
ニート「いいっすか?」
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