「それでは、勇者の面接を始めます」
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101: ◆CItYBDS.l2[saga]
2018/04/22(日) 10:50:25.83 ID:AjSdyyFV0

剣聖「今日の面接。お前はどこかおかしかった。面接の相手に意地の悪いことを言ったり、説教をかましてみたり」

剣聖「何か思うところがあったんだろう?」

行政官「……そうですね。ちょっと感情が出てしまいました」

行政官「剣聖殿は、勇者の息子に対してむかっ腹がたつと仰ってましたが、私とて同じです」

行政官「先代勇者とは、時間は短くとも友人でした」

行政官「そんな彼の息子の、あのような姿を見てしまっては。せめて、領主としての仕事ぐらいは全うしてもらいたいと……」

大司教「一方的な親心じゃろうな。しかし、どうにもこの気持ちを抑えられん」

剣聖「あいつからしたらいい迷惑だろうがな」

行政官「もし、大司教の言う通り悩みを抱えてここに来たというのなら。その背中を押してやりたいという気持ちもあります」

大司教「ふむ」

行政官「さらに言えば、剣聖殿が言う通り。今更ですが、早急に『勇者』を認定したほうが無駄な犠牲が減るかもしれない」

剣聖「……」

行政官「し、しかし……」

大司教「ん?しかし、なんじゃ?」

行政官「…いや…あの……」

剣聖「ははあん、さては行政官。お前恥ずかしいんだろう」

大司教「どういうことじゃ?」

剣聖「この間、大見得切ったからな。『自分の今後の人生を棒に振ってでも、世界平和の為に為さねばならんことがある』とな」

剣聖「それを、今更改めることを恥じているのさ」

行政官「ええっと……」

大司教「そうなのか行政官?」


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