627: ◆on5CJtpVEE[saga]
2020/08/13(木) 00:50:04.20 ID:HC/e3twa0
私の部屋の光が。
淀んだもう一つの部屋へと流れ込んでいく。
628: ◆on5CJtpVEE[saga]
2020/08/13(木) 00:50:31.75 ID:HC/e3twa0
投げつけたさいころが宙を舞う。
出る目は果たして、なんだろうか。
629: ◆on5CJtpVEE[saga]
2020/08/13(木) 00:50:57.80 ID:HC/e3twa0
630: ◆on5CJtpVEE[saga]
2020/08/13(木) 00:52:29.30 ID:HC/e3twa0
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631: ◆on5CJtpVEE[saga]
2020/08/13(木) 00:53:19.34 ID:HC/e3twa0
私は叫んだ。
喉の奥から、腹の底から。
632: ◆on5CJtpVEE[saga]
2020/08/13(木) 00:54:13.58 ID:HC/e3twa0
ああ、そうだった。
歌うことって、こんなにも心地良いものだったんだ。
633: ◆on5CJtpVEE[saga]
2020/08/13(木) 00:54:40.07 ID:HC/e3twa0
私は叫んだ。
全ての人に届くように。
634: ◆on5CJtpVEE[saga]
2020/08/13(木) 00:55:06.56 ID:HC/e3twa0
私は叫んだ。
一曲、また一曲と歌い上げる。
635: ◆on5CJtpVEE[saga]
2020/08/13(木) 00:55:38.54 ID:HC/e3twa0
私は叫んだ。
マイクもいらないかもしれない。
636: ◆on5CJtpVEE[saga]
2020/08/13(木) 00:56:19.44 ID:HC/e3twa0
私は叫んだ。
会場も熱気を増していく。
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