529:名無しNIPPER[saga]
2019/04/10(水) 16:40:52.36 ID:aItq5mi3O
ぼんやりと思い出せるのは。
私が小さかった頃の。
ずうーっと昔の、ちいさな思い出。
私の前を歩く、男の子を追いかけている風景。
その子は、近所に住んでいる男の子。
私よりいくつか年上で。
いっつも私は、その後ろをついて歩いていたっけ。
その背中を追いかけていれば、何も不安はなくて。
どこへでも連れて行ってくれるって。
きっと、いつまでも連れて行ってくれるんだって。
ずっとずっと、そう思っていたんでした。
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