千早「賽は、投げられた」
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518:名無しNIPPER[saga]
2019/04/10(水) 16:29:10.67 ID:aItq5mi3O

マイクテストも、リハーサルも済んで。

準備はつつがなく進んでいく。

会場の外からは、人々のざわめきの気配を感じる。

入場が始まったようだ。

あとはただ、始まりを待つだけだった。


「お、みんなも着いたみたいだな」


スマートフォンを覗きながら、プロデューサーが言った。

言われずとも、暖かい気配を感じていた。


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