千早「賽は、投げられた」
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47:名無しNIPPER[saga]
2018/03/28(水) 17:16:03.51 ID:+0zrf0Mn0


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「あっ! えっと、千早さんですか?」

「はい。如月千早です」

「えっとえっと! 私、高槻やよいって言います! これから、よろしくお願いします!」

「よろしくお願いします」


精一杯の挨拶をするその子の姿に、つい笑みが零れてしまった。


「あっ!? わ、笑いましたかー!?」

「い、いえ、そういうわけでは」

「うーっ、千早さん酷いです……」

「ごめんなさい、ごめんなさい、高槻さん」

「……なんちゃって! こーはいとして、ビシバシ鍛えていきますよー!」


満面の笑みを浮かべる高槻さんは、どこかで見た鬼教官の真似をした。

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