154:名無しNIPPER[saga]
2018/03/31(土) 08:49:29.82 ID:5sQzdRfU0
「ごめんな、千早。許してくれ。止められなかった俺を、許してくれ……」
救急車の中で、プロデューサーはみっともなく泣いていた。
泣きながら、何度も何度も謝罪の言葉を繰り返した。
どうして、プロデューサーが謝るんですか。
私が、私が悪いのに。
呪われた災厄の源である私が、悪いのに。
意識が朦朧とする中で、うわ言のように繰り返した。
ごめんなさい。
ごめんなさい。
ごめん、なさい…………。
――。
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