千早「賽は、投げられた」
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131:名無しNIPPER[saga]
2018/03/31(土) 08:33:32.24 ID:5sQzdRfU0


「ひとつ」


駒を動かしながら、マス目を数える。


「ふたつ」


私が止まるかもしれなかったマス。


「みっつ」


嬉しいこと、大変なこと、悲しいこと。


「よっつ」


それらはもう、私には関係のないマス。


「いつつ」


そして、私が自分の手で、導いた場所は。


「……っ」


駒を置こうとした手が、止まった。




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