11:名無しNIPPER
2018/03/26(月) 18:04:10.14 ID:+Z9Tsvl+0
後日 18:30
都内 水木聖來単独ライブ会場 舞台裏
P「聖來さん、そろそろですけど、準備できてますか?」
12:名無しNIPPER
2018/03/26(月) 18:06:11.39 ID:+Z9Tsvl+0
聖來「……この人たち皆、アタシの舞台を見に来たんだよね」
P「……はい。今日は合同ライブでも、グループ名義でもありません。客席にいる人は皆、聖來さんを見に来たんです」
聖來「――――ッ!」
13:名無しNIPPER
2018/03/26(月) 18:07:47.74 ID:+Z9Tsvl+0
ブルリと武者震いをして瞳に強い火を灯した聖來さんを見て、内心で苦笑する。
ーーほら、やっぱり言った通りだ。
けど貴女は、そうでなくっちゃ。
14:名無しNIPPER
2018/03/26(月) 18:08:34.70 ID:+Z9Tsvl+0
※
15:名無しNIPPER
2018/03/26(月) 18:10:01.85 ID:+Z9Tsvl+0
パートナーに送り出され、舞台の上へと駆け上がる。数千、数万の瞳が一斉にアタシに、アタシだけに向けられる。
想像していたよりもずっと強い圧を感じた。
けど――不思議と震えはなかった。
16:名無しNIPPER
2018/03/26(月) 18:11:39.09 ID:+Z9Tsvl+0
――ねぇPさん。
アナタはアタシに、いつも期待してくれた。
日の沈んだ街路で細々と踊っていたアタシに。
17:名無しNIPPER
2018/03/26(月) 18:12:25.57 ID:+Z9Tsvl+0
だから見せたいんだ。
アタシに期待して観にきてくれた観客のみんなに。
アタシに付き合って手をかけて育ててくれたPさんに。
18:名無しNIPPER
2018/03/26(月) 18:13:01.76 ID:+Z9Tsvl+0
19:名無しNIPPER
2018/03/26(月) 18:13:53.92 ID:+Z9Tsvl+0
そしてアタシは――"アイドル"水木聖來のダンスの、最初のステップを踏み出した。
20:名無しNIPPER
2018/03/26(月) 18:14:34.69 ID:+Z9Tsvl+0
糸冬
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21:名無しNIPPER
2018/03/26(月) 18:15:19.21 ID:+Z9Tsvl+0
Q:急に
S:聖來が
K:来たので
乱筆乱文失礼致しました。
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