櫻井桃華「この素晴らしき庶民文化探究を、皆さまと」
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37:☆7/15[saga sage]
2018/03/26(月) 20:02:02.86 ID:DUOPLFLo0



━━━━━━10分後━━━━━━



拓海「……ということだ」

桃華「……っ」

桃華「些か……、勉強不足でしたわ」

琴歌「ライディングデュエルには、専用のライセンスが必要なのですね」

拓海「バイクもカスタムしてねえし、区に事前申請も必要だ。万が一の際のプロテクターも無え」

桃華「面目もありませんわ。本来ならばわたくしの方であらかじめ手配すべき事であるのに、怠るとは……」

拓海「構わねえさ。なあ、夏樹?」

夏樹「ああ。ライディングデュエルはムリだが、桃華達でも簡単にやれるスタンダードの方式なら、アタシ達二人で面倒見るぜ」

桃華「では、今回はバイクを用いるルールではなく……」

卯月「机の上でやるんですね?」

桃華「いいえ。このデュエルディスクがあれば、場所は問わず可能ですわ」

桃華「わたくしも実際にデュエルをするのは初めてですし、そうですわね……?」

桃華「このままご指導頂けるというのならば、夏樹さんと拓海さん、それとわたくし達」

桃華「二つのチームに分配し、デュエルを行いましょう」

千秋「うん。分かったわ」

ゆかり「実際にどういうルールかも少し把握したいですし」

桃華「そうですわね。ルールブックも全てあちらに用意してありますので───」



夏樹「(………ふぅ)」

夏樹「(いやぁ、上手くごまかしたな。拓海)」

夏樹「(桃華達、庶民の遊びを体験したいみたいだけどよ……)」

夏樹「(まあ、なんつーか間違った知識とかネットの誤情報に踊らされてたりとか、現実と2次元をごちゃごちゃにしているというか……)」

拓海「(………? ごまかす?? 間違った???)」

夏樹「(あ?)」

拓海「(ごまかしてないだろ。ライセンスの有無、専用カスタムバイクの使用、区への事前申請……)」

夏樹「(………………)」

拓海「(それより見ろよ、あのデュエルディスク。サイズが小さめの、折り畳み機能が無い旧式だぜ?)」

拓海「(試作機を貸し出すってことは、桃華の知り合いって本当にまさか…………なあ、おい聞いてんのか?)」

夏樹「(………………)」

夏樹「(………………なんでもいいよ。はやいとこ、デッキ作成の手伝いしてやろうぜ)」

拓海「(なんだよ、疲れた顔しやがって……???)」



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