櫻井桃華「この素晴らしき庶民文化探究を、皆さまと」
1- 20
36:☆6/15[saga sage]
2018/03/26(月) 19:57:45.20 ID:DUOPLFLo0

桃華「御賢察の通りですわ。デュエルと言えど、たかがカードゲーム」

桃華「カードゲームの基本性質から鑑みても、バイクを用いる必要性も理由も荒唐無稽で理解不能の極みではあります、が……」

桃華「しかし……わたくしは先程、ソシャゲの時間にも申し上げましたわ」

桃華「庶民の方々は、ゲームに命を懸けています」

桃華「心血を注ぎ、全身全霊を以って、身命を賭して………ゲームという戦いに興じるのです」

千秋&卯月「そ、そんな……!」

琴歌&ゆかり「………っ!!」

桃華「わたくし達が持つ固定的観念を破り、理解から目を背けずプライドを捨て去らなければ、彼らに歩み寄ることは叶いません」

桃華「本日、夏樹さんと拓海さんをお呼びしてありますのは他でもありません」

夏樹&拓海「……!」

桃華「お二方がバイクの運転を嗜み、なにより遊戯王カードを御存じという………とある筋からの情報提供を受け」

桃華「琴歌さんの送迎を兼ね、特別講師として招いた次第です」

桃華「……改めまして、夏樹さんと拓海さん」

桃華「スピードの世界で進化を遂げた“ライディングデュエル”。そのご指導、ご鞭撻のほどをお願いいたします」ペコリ

卯月「───っ!」

卯月「……よ、よろしくおねがいします!」

ゆかり「新たな境地へ……、少し不安に思う部分もありますが何卒ご教授を……!」

琴歌「カードゲームとバイク運転のシンクロ、とでも表現すべきでしょうか。ライディングデュエル……」

琴歌「……む、胸が熱くなりますわ!」

千秋「わ、私もちょっと見てみたいかも」

千秋「木村さん、向井さん………その、よろしくね?」

拓海「んー……」

拓海「……おう。いいぜ」

夏樹「(……)」

夏樹「(おいおい……待てよ拓海)」

夏樹「(コイツら、未来を見てきたエメット・ブラウンでも腰抜かすようなこと言いやがる。やめとけって)」

拓海「(まあまあ、そりゃあアタシらの単車じゃそんな芸当出来っこねえよ)」

拓海「……だが、ご教授ってなら出来るぜ」

拓海「桃華。お前にな」

桃華「?」

拓海「いいか? ライディングデュエルってのは────」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
92Res/118.29 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice