7: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2018/03/24(土) 19:30:39.05 ID:r6NSwZgCO
〜食堂〜
ワイワイガヤガヤ…
P「もう映画のスタッフ達も食堂に集まってるのか」
「いや本当に旨いね」
「こういうのを食べると生き返るな」
P「なんだか日本人のスタッフがやけに盛り上がっているけど」
「あっ、Pさん、どうですか一杯」
P「ああ、後でいただきますので」
卯月「みんな美味しそうにお食事していますね」
響子「あっ、待ってましたよ。プロデューサーさん」
P「ああ響子、もう料理が並んでるのかっ、てっ?」
響子「どうですか、びっくりしましたか?」
P「肉じゃが、ひじきの煮付けに卵焼き、焼鮭に白米、浅漬、これは豚汁か。どうしたんだこれ?」
響子「今日街に出たら日本の食材を扱っているお店があったんで買ってきたんです。ホテルの厨房を貸してもらって作ったんですよ」
P「これは嬉しいな、こっちに来てから和食を口にする機会なんて無かったもんな」
響子「普段はありふれたものばかりですけど。スタッフさん達もお疲れのようでしたから、美味しい物を食べて元気になってもらおうと思って」
監督「いやぁ、本当に響子ちゃんは料理が上手いね」
P「あっ、監督。お疲れ様です」
監督「海外でロケしてるとどうしても食事が口に合わないってスタッフもいるからね。こんなに旨い料理が喰えるなら、響子ちゃんにはまた僕の映画に出てもらおうかな」
P「よろしくお願いします」
監督「まあ、演技の練習もしといてよね。僕が食欲に負けてキャスティングしたって言われないように。じゃあね」
P「ありがとうございます」
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