アナスタシア&一ノ瀬志希「はるのうた」
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123: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/04/01(日) 00:19:45.90 ID:Q/ZSCgdu0

 合同フェスとある通り、うちの部署からだけでなくプロダクションのあらゆるアイドルが出演する。
 色んなカラーのアイドルが一堂に会する、まさにお祭り騒ぎだ。
 ここだけの話、一観客としても今日の日をずっと楽しみに待っていた。

 いつしかアナスタシアは舞台に釘付けになっていた。
 体でリズムを取り、無意識の鼻歌が漏れ聞こえてくる。

「どうだろう。楽しめてるかな」
「ダー!」

 彼女の瞳は輝いていた。
 無邪気にステージを楽しみ、歌に聞き入り、MCにころころ笑う。

 けれどそれは、決して手が届かないものに向ける遠い憧憬の眼だった。



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