107: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/03/30(金) 03:53:25.97 ID:uXClwahM0
貰った名刺からはプロデューサー本人のものっぽいニオイが染み付いていて、これもいいなぁと思った。
そういうわけで、アイドルを始めたのだ。
そこからは、もう何も読めなかった。
再現性のない出来事が起こって、不可逆の変質が炸裂して、やたらめったらのヘンテコが跋扈していて。
初めて立ったのは、デパートの屋上の小さなステージだったり。
自分のことでもないのに泣きそうになってるヒトがいたり。
言葉一つ、表情一つで、蝶の羽ばたきのようにあらゆる要素が極彩色の変容を遂げていって。
アイドルは、楽しかった。
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