102: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/03/30(金) 03:42:49.85 ID:uXClwahM0
「今からじゃ滑り込みだ。準備期間は短いし、この上で何か仕掛けるなら相当な横車を押さなきゃならん」
「キミが捻じ込んでくれるんでしょ?」
「面白ければな。そっちがステージのプロならこっちは裏方のプロだ。つまんなかったら即却下するからそのつもりでいろ」
「いひひ」
遠慮会釈の無い物言いが脊椎にさくさく刺さって、気持ちよくってつい笑う。
作戦会議が始まった。
会場の規模、外観、設備の位置、アレとかナニとかコレとかソレとか。
薄暗い外が真っ黒けになるまで話し込んで、思い付いたこと全部ぶちまけて、そこからは喧々囂々。
可能かどうか、成功するかどうかすらも未知数なままで、ただ衝動のままに。
99.999999………………までの解を、詰めて、詰めて詰めて詰める。
話がまとまって。
一息ついた後、プロデューサーはどこかに電話していた。
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