18: ◆7OUWtrrklk[saga]
2018/03/22(木) 17:58:26.04 ID:i93qXE2v0
霞「……ふぅ。じゃあこの育成計画書の通りに進めるわね」
提督「ああ、ありがとう霞。お疲れ様」
霞「はいはい」
二人は尻を深くソファーに沈ませて大きく息を吐いた。
時計を見れば既に零時を回っている。提督はぎゅーっと目頭を押さえ、甘い痺れに酔う。
再び目を開けると、正面には同じくやや疲れた顔をした霞が手を後ろに伸ばし肩甲骨のコリをほぐしていた。
提督「……いつもいつもありがとうな、霞」
霞「これが仕事なの。感謝されるほどのことでもないわ。それに私たちがちゃんとしないと他の子にも迷惑がかかるもの」
こともなげにいう霞に提督は心の中で舌を巻く。この小さい体で、彼女は確かにこの鎮守府を支えているのだ。
感心している提督をよそに、霞はてきぱきと出していた道具を片付け……ぽす、と提督の横に座った。
霞「司令官」
提督「ん? なんだ霞」
霞の方を見るとポンポンと太ももを叩いている。
ああ、と提督は得心してからごろんと頭を乗せて横になった。
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