加蓮「……ねえ、私の眷属になってよ」奈緒「え……」
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89:名無しNIPPER[saga]
2018/03/22(木) 00:20:05.72 ID:pEANMrWe0
「だよね。じゃあ2つ目。私が自ら出て行って殺される」

「ダメだ!加蓮は悪くない!ここで死ぬ必要はないんだ!」

あたしが迂闊に話しすぎたっ!冷静に考えれば、近くの森に吸血鬼がいたら退治するのも当たり前のことだ。どうしてそんなことにも気づかなかったんだ!
以下略 AAS



90:名無しNIPPER[saga]
2018/03/22(木) 00:20:42.02 ID:pEANMrWe0
「なぁ、加蓮。お前って身代わりを作る魔法とか使えたりするか?」

「できないこともないけど……」

「じゃあ加蓮がその身代わりを作って、加蓮が殺されたことにしよう」
以下略 AAS



91:名無しNIPPER[saga]
2018/03/22(木) 00:21:34.34 ID:pEANMrWe0
「一応聞いておくがどれくらいかかりそうだ?」

「相手も相当な手練れだろうし、生半可なものじゃ騙せない。せめて20分……いや15分ってところ」

「オーケー、まかせろ」
以下略 AAS



92:名無しNIPPER[saga]
2018/03/22(木) 00:26:11.56 ID:pEANMrWe0
ーーーーーー

取ってきた剣をすぐ近くの壁に立てかけ、屋敷の前を掃除するふりして美波たちを待つ。

するとすぐにこちらに近づく足音が聞こえてきた。
以下略 AAS



93:名無しNIPPER[saga]
2018/03/22(木) 00:26:44.25 ID:pEANMrWe0
「本当はアインフェリアのメンバーで来る予定だったんだけど、いろいろあって旅の傭兵さんの2人についてきてもらうことになったの」

「2人ともアインフェリアに負けないくらい凄い強いんだよ!」

「へぇ……この森は魔物も出るから危ないもんなぁ。でもこれくらいの森だったら、美波なら護衛とかいなくても大丈夫じゃないか?」
以下略 AAS



94:名無しNIPPER[saga]
2018/03/22(木) 00:31:21.94 ID:pEANMrWe0
ーーーーーーーーーーーー

「王様」

「どうした、大臣よ」
以下略 AAS



95:名無しNIPPER[saga]
2018/03/22(木) 00:32:43.35 ID:pEANMrWe0
ーーーーーー

「お呼びですか、大臣」

「うむ、いきなりだが本題に入らせてもらう。君には吸血鬼討伐を行ってもらう」
以下略 AAS



96:名無しNIPPER[saga]
2018/03/22(木) 00:35:18.37 ID:pEANMrWe0
「単刀直入に言うわね。スニエーク王国の命令で、吸血鬼を殺しに来ました」

……っ!やっぱりか。
ここからどれくらい時間が稼げるかだな。

以下略 AAS



97:名無しNIPPER[saga]
2018/03/22(木) 00:35:45.19 ID:pEANMrWe0
「というわけで奈緒ちゃん。吸血鬼を殺させてもらいます」

「そうか……。でもあいにく加蓮は外出中でな。帰ってくるのはだいぶ遅くなると思う」

「……杏ちゃん」
以下略 AAS



98:名無しNIPPER[saga]
2018/03/22(木) 00:37:44.87 ID:pEANMrWe0
まず、初めに近づいてきたのはきらりだった。

その大きな体からハンマーが振り下ろされる。あたしはすんでのところでかわすが、その隙を見逃さずに美波の銀の槍の突きがくる。

なんとか直撃は免れたものの、脇腹にかすり傷を負ってしまった。
以下略 AAS



99:名無しNIPPER[saga]
2018/03/22(木) 00:38:14.88 ID:pEANMrWe0
「どう!?道を開けてくれるならこれ以上手は出さないわ」

「悪いがそれはできない。加蓮を殺されるわけにはいかないからな!」
攻撃が止まった今攻撃するしかない!
あたしは美波に斬りかかる。
以下略 AAS



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