加蓮「……ねえ、私の眷属になってよ」奈緒「え……」
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65
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名無しNIPPER
[saga]
2018/03/21(水) 20:25:17.93 ID:RrjEOvhp0
「あたしは奈緒。ちょっと前までアーニャのボディーガードみたいなことをしてたけど、いろいろあって行方不明になってた。アンタは?」
「私は美波です。ヴァルガルズ王国で防衛部隊アインフェリアの隊長をしています」
「アインフェリア……あの守ることに関しては世界で1番だというあの……」
以下略
AAS
66
:
名無しNIPPER
[saga]
2018/03/21(水) 20:25:48.37 ID:RrjEOvhp0
「ミナミはとてもよくしてくれました」
アーニャは泣き止んで美波の方を見ながらそう言った。
「私がナオが帰ってこなくて泣いてたときに、いっぱい慰めてくれました」
以下略
AAS
67
:
名無しNIPPER
[saga]
2018/03/21(水) 20:26:41.22 ID:RrjEOvhp0
「えっと……奈緒ちゃんもご飯食べる?調理場にいけばまだ残ってたはずだけど」
「ダー!いっしょにご飯食べましょう!」
「いいのか?だったら頂くよ。ちょうどお腹が空いてたんだ」
以下略
AAS
68
:
名無しNIPPER
[saga]
2018/03/21(水) 20:27:17.62 ID:RrjEOvhp0
ーーーーーー
「ナオ、聞いてもいいですか?」
「ああ」
以下略
AAS
69
:
名無しNIPPER
[saga]
2018/03/21(水) 20:28:34.06 ID:RrjEOvhp0
「それなんだけど、その助けてくれたやつが吸血鬼でさ。人目を避けて暮らしてるみたいなんだ」
「吸血鬼!?」
「シトー?吸血鬼ってなんですか?」
以下略
AAS
70
:
名無しNIPPER
[saga]
2018/03/21(水) 20:32:14.88 ID:RrjEOvhp0
「じゃあ奈緒ちゃんはその吸血鬼と一緒に暮らすの?」
「うーんと、一回あいつと戦ってみたんだけどやっぱり強くてさ。加蓮に戦い方いろいろ教わろうと思うんだ。今回みたいにアーニャを危険な目に合わせるわけにはいかないからな」
「?よくわかりません……」
以下略
AAS
71
:
名無しNIPPER
[saga]
2018/03/21(水) 20:33:42.76 ID:RrjEOvhp0
あたしは懐から加蓮が書いた吸血鬼の特徴についてまとめてある手紙をテーブルの上に置いた。
「これは加蓮が直接書いた吸血鬼の特徴について書いたものだ。敵対する意思があるならこうやって弱点も書いてあるような手紙を渡すわけないだろう?」
以下略
AAS
72
:
名無しNIPPER
[saga]
2018/03/21(水) 20:34:57.68 ID:RrjEOvhp0
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あたしは兵舎の自分の部屋のベッドに倒れこむ。
いろいろあって疲れたし、寝るか……。明日は王様が帰ってくるらしいから、しっかり報告しないとな。
以下略
AAS
73
:
◆sWs1XPoFz2Ci
[saga]
2018/03/21(水) 23:26:25.86 ID:RrjEOvhp0
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翌日、王様は昼頃に帰ってくるということであたしはアーニャが勉強中で暇な美波と手合せしていた。
「奈緒ちゃん……なかなかやるわね!」
以下略
AAS
74
:
名無しNIPPER
[saga]
2018/03/21(水) 23:27:09.42 ID:RrjEOvhp0
こういうときは……。
「ふっ!」
わざと大げさに剣を振り、隙を見せるフリをする。美波ほどの手練れなら乗って来るはずだ!
以下略
AAS
75
:
名無しNIPPER
[saga]
2018/03/21(水) 23:28:52.40 ID:RrjEOvhp0
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手合わせを終え。美波と話していると城の兵士がやってきて王様が帰ってきたとの報告があった。
あたしは支度を整え玉座の間に向かう。
以下略
AAS
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