加蓮「……ねえ、私の眷属になってよ」奈緒「え……」
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68:名無しNIPPER[saga]
2018/03/21(水) 20:27:17.62 ID:RrjEOvhp0
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「ナオ、聞いてもいいですか?」

「ああ」

「ナオはあれからこれまで何をしていたんですか?」

3人で食事中、アーニャがじっとあたしの方を見て言った。
やっぱり気になるよな。まぁ、頃合いを見て話そうとしてたからいいんだけど。

「私も気になります。魔物に襲われてから、どうなったんですか?」

「ちょっと長くなるけど勘弁してくれよな」

「ダー」

「はい」

「えっと、あの後、巨大な猿の魔物に襲われたんだ。時間も十分に稼げたし、あたしたちも逃げようとしたんだけど道を塞がれちゃってな……。戦うことになったんだ」

2人は黙ってあたしの話に耳を傾けている。
あたしは続けて言う。

「それで戦ったんだけど、全く敵わなくてな。そこで魔物にやられて気を失ったんだ」

「…………」

「あたしももう死んだかと思ったんだけど、目を覚ましたら森の中の豪華な屋敷の部屋の中。誰かに助けられたんだ」

「アー、その人には感謝しないと、いけないですね」

「うん、そうだね。でも、なんであの森に住んでるんだろう……?」


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