加蓮「……ねえ、私の眷属になってよ」奈緒「え……」
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62:名無しNIPPER[saga]
2018/03/21(水) 20:22:24.96 ID:RrjEOvhp0
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加蓮と別れてから歩き続けて数時間、やっとスニエーク王国にたどり着いた。
朝に出発したのにもう昼だ。ちょっと腹が減ってきたな……。

以下略 AAS



63:名無しNIPPER[saga]
2018/03/21(水) 20:23:25.19 ID:RrjEOvhp0
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ちょうど食べ終えた頃、やっと城にたどり着く。
門番に話をすると、王様は今国におらず明日帰ってくるとのこと。アーニャは自室で昼食を食べているらしい。王様がいないんだったら、まずはそこに行ってみるか。

以下略 AAS



64:名無しNIPPER[saga]
2018/03/21(水) 20:24:26.85 ID:RrjEOvhp0
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遂にアーニャの部屋に着いた。
あたしはノックをする。

以下略 AAS



65:名無しNIPPER[saga]
2018/03/21(水) 20:25:17.93 ID:RrjEOvhp0
「あたしは奈緒。ちょっと前までアーニャのボディーガードみたいなことをしてたけど、いろいろあって行方不明になってた。アンタは?」

「私は美波です。ヴァルガルズ王国で防衛部隊アインフェリアの隊長をしています」

「アインフェリア……あの守ることに関しては世界で1番だというあの……」
以下略 AAS



66:名無しNIPPER[saga]
2018/03/21(水) 20:25:48.37 ID:RrjEOvhp0
「ミナミはとてもよくしてくれました」

アーニャは泣き止んで美波の方を見ながらそう言った。

「私がナオが帰ってこなくて泣いてたときに、いっぱい慰めてくれました」
以下略 AAS



67:名無しNIPPER[saga]
2018/03/21(水) 20:26:41.22 ID:RrjEOvhp0
「えっと……奈緒ちゃんもご飯食べる?調理場にいけばまだ残ってたはずだけど」

「ダー!いっしょにご飯食べましょう!」

「いいのか?だったら頂くよ。ちょうどお腹が空いてたんだ」
以下略 AAS



68:名無しNIPPER[saga]
2018/03/21(水) 20:27:17.62 ID:RrjEOvhp0
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「ナオ、聞いてもいいですか?」

「ああ」
以下略 AAS



69:名無しNIPPER[saga]
2018/03/21(水) 20:28:34.06 ID:RrjEOvhp0
「それなんだけど、その助けてくれたやつが吸血鬼でさ。人目を避けて暮らしてるみたいなんだ」

「吸血鬼!?」

「シトー?吸血鬼ってなんですか?」
以下略 AAS



70:名無しNIPPER[saga]
2018/03/21(水) 20:32:14.88 ID:RrjEOvhp0
「じゃあ奈緒ちゃんはその吸血鬼と一緒に暮らすの?」

「うーんと、一回あいつと戦ってみたんだけどやっぱり強くてさ。加蓮に戦い方いろいろ教わろうと思うんだ。今回みたいにアーニャを危険な目に合わせるわけにはいかないからな」

「?よくわかりません……」
以下略 AAS



71:名無しNIPPER[saga]
2018/03/21(水) 20:33:42.76 ID:RrjEOvhp0

あたしは懐から加蓮が書いた吸血鬼の特徴についてまとめてある手紙をテーブルの上に置いた。

「これは加蓮が直接書いた吸血鬼の特徴について書いたものだ。敵対する意思があるならこうやって弱点も書いてあるような手紙を渡すわけないだろう?」

以下略 AAS



72:名無しNIPPER[saga]
2018/03/21(水) 20:34:57.68 ID:RrjEOvhp0
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あたしは兵舎の自分の部屋のベッドに倒れこむ。

いろいろあって疲れたし、寝るか……。明日は王様が帰ってくるらしいから、しっかり報告しないとな。
以下略 AAS



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