加蓮「……ねえ、私の眷属になってよ」奈緒「え……」
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22:名無しNIPPER[saga]
2018/03/21(水) 13:06:42.56 ID:RrjEOvhp0
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森の小鳥のさえずりで目を覚ます。寝起きのまだ開かない目を擦りながら、ぼーっと考える。

あの後、加蓮が持ってきたご飯を食べてから、やっぱり疲れていたのかすぐに眠りについてしまった。吸血鬼の食べ物だからゲテモノなんじゃないかと不安に思ってたけど、普通のシチューで美味しかった。

体の痛みは随分とマシになったな。加蓮が回復魔法かけてくれたおかげか?

「おっはよー!起きた?」

「いきなりビックリさせんなよ……加蓮」

「ごめんごめん」

「それでどうした?」

「奈緒にはこの屋敷の家事をしてもらうから。一緒に暮らすんだから、当たり前でしょ?」

「まあな……。んで、何をすればいいんだ?」

「んー、掃除とか、食事とかいろいろあるけど、取り敢えず屋敷の案内するよ」

そう言って部屋から出て行く加蓮の後ろをついて行く。
相変わらず真紅のドレスは似合っているけど、昨日の儚げな雰囲気が薄くなって、快活で元気な少女のような印象を受けた。



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