225:名無しNIPPER[saga]
2018/03/21(水) 14:50:20.33 ID:EAF0Yir90
9月3日 PM12:00
「まあまあみなさんよくいらっしゃいました。お昼ご飯の支度は出来ていますよ!」
「どうも、主人の遠山です。今回は遠路遥々お越しくださってありがとうございます。」
さっそく旅館遠山を訪れたカイトたち一行。
そこでは先日会った女将とそれに夫である主人が快く出迎えてくれた。
「奥さん、それにご主人、お世話になります。」
「どうもすみませんねぇ。いきなり大勢で押しかけちゃって。」
「それじゃお邪魔しま…あれ?」
さあ、上がって用意してくれたお昼ご飯を食べようかと思ったその時だ。
カイト、亀山、神戸の三人がある違和感に気づいた。
それから三人は女将のことを何故かジッと見つめていた。
「あの…私の顔見て何で不思議そうな顔してるんですか?」
「おかしいな?
最初に会った時は何も感じなかったのに…女将さんのことを前にもどこかで見た気が…」
「あぁ、俺も最近どっかで女将さんのことを見たんだよな。」
「実は僕もなんですけど…不思議ですね。みんなして同じことを言うなんて…」
「イヤですよ!若い男たちがこんなおばちゃん相手に口説くだなんて!」
女将はカイトたちの反応に笑って誤魔化すが…
しかしカイトたちは至って真面目に女将の顔を睨みつけるかのように凝視していた。
この女将の顔…誰かに似ている…
それもつい最近どこかで会っているはず。
だがどこで会ったのか?それを思い出せないのだが…
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