222:名無しNIPPER[saga]
2018/03/21(水) 14:36:14.37 ID:EAF0Yir90
9月2日 PM20:00
「 「馬鹿者ォォォォォォッ!!」 」
「貴様ら特命係には謹慎処分を命じていたはずだぞ!それなのに勝手に捜査しおって!」
本庁に戻ったと同時に内村と中園の怒号が飛び散った。
当然だ。特命係は謹慎処分を受けたにも関わらず命令違反を犯して捜査を続行。
さらには防衛省の施設にまで立ち入るという暴挙まで犯したとなれば
普通ならタダでは済まされないはずなのだが…
「おまけに防衛省の施設に勝手に潜入し大量の死体を発見するとは…
それに何故亀山と神戸までここにいる!?特に亀山!お前は警察を辞めた部外者だぞ!」
「まぁ…成り行きというヤツでして、
なんか現職時代は騒音みたいな
内村部長のお説教も今となっては懐かしささえ感じますねぇ…」
「なんとなくわかりますよそれ。僕もちょっと懐かしいみたいな感じが…」
「誰が勝手に喋っていいと言った!?」
「まったく…
今回の命令違反は明らかに重大問題だと言いたいが…
警察庁の甲斐次長がお咎め無しと言ってきてな…」
「防衛省の秘密を暴いた成果だと言ってきてな。フンッ、甲斐次長に感謝するんだな!」
どうやら裏でカイトの父親である甲斐次長が手を回してくれたようだ。
カイトはそんな不仲の父親に悪態をつくが今回ばかりは一応感謝している様子。
さて、本来ならここで全員退室する流れなのだが…
「内村部長、明日から休暇でしたよね。実はお願いがあるのですが…」
そんな中、右京だけ内村にあることを進言してきた。それは…
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