182:名無しNIPPER[saga]
2018/03/21(水) 10:58:54.40 ID:EAF0Yir90
「アタナ…スギシタサン…?」
誰かが自分たちの背後からか細い声で呼びかけてきた。
馬鹿な、生存者は誰もいなかったはずでは?だが現に声が聞こえた。
それから恐る恐るうしろを振り返ってみると…そこにいたのは…
「ハハ…ヤッパリスギシタサンダ…」
そこにいたのは大柄な男だった。
背はおよそ180センチで
白衣を着ていることから恐らくこの施設で研究職に携わっていたのだと伺えた。
とにかく生存者がいて良かった。
ホッとしたカイトはその男を保護しようと手を差し伸べようとするのだが…
「その男に触れてはいけません!」
「え…でも…生存者ですよ?」
いくらこのProjectRINGに関わっているとはいえ彼はこの惨事における唯一の生存者だ。
それならば保護をするのは警察官としての務めのはずだが…
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