175:名無しNIPPER[saga]
2018/03/21(水) 10:40:34.12 ID:EAF0Yir90
9月1日 PM20:00
「警察です!助けに来ました!」
「生き残っている人は返事をしてください!」
研究施設に入った右京とカイトはなんとか生き残りを探そうと必死に生存者に呼びかけた。
だがそこにはこの施設で働く職員たちの死体の山しかなかった。
どうやら来るのが遅かったらしい。
恐らく片山雛子が連絡を取った時点で既にこのような事態に陥っていたのだろう。
「ダメですね、生存者は確認できません。
しかも全員急性心不全、しかも全員あの恐怖に引きつった死に顔をしてますよ。」
「つまり全員が山村貞子の呪いを受けてしまったわけですか。」
この施設の職員の全員が例外なく呪いによって死亡していた。
何故こんな事態になっているのか?
山村貞子の力を制御しようとしたその代償なのか?
そんな時だった。この施設の奥に進むとある部屋を発見。
そこは得体の知れない機材が置かれており、さらには膨大な資料で埋め尽くされていた。
その資料の中には勿論、山村貞子の生前の経歴が記されていた。
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