右京「呪いのビデオ?」修正版
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168:名無しNIPPER[saga]
2018/03/21(水) 09:21:01.42 ID:EAF0Yir90


「無理だ。まだ何も起きていない状況でこれ以上は動けませんよ。」


「何も起きていないですか。そうではないのかもしれませんよ。」


「それは…どういう意味ですか…?」


「既に現場ではかなり危機的状況に陥っているとみて間違いないはずです。」


大河内にそう告げる右京。

しかし何故この段階でそんなことが断言できるのか?

憶測だけではこれ以上の判断材料はありえないはずなのだが…


「何故片山議員は僕たちにこの情報を流したのでしょうか?」


「それはたぶん自分がこれ以上やばい橋を渡りたくないからでしょ。」


「それもあります。ですがこうは考えられませんか?
昨日、片山議員は僕たちが事務所を去った時点で山岸審議官と連絡を取ろうとした。
ですが彼とは連絡が取れなかった。
それにProjectRINGの危険性を考慮するなら…」


「まさか…山岸審議官の身に何か起きたとでも…」


「ハッキリ言えば手遅れの可能性すらあります。」


既に手遅れの可能性すらある。

そう告げられてさすがの大河内も動揺が走った。

しかしそうは言われても警察が許可も無しに防衛省の施設に立ち入ることは不可能だ。

事が公にならない限り警察が動くことは出来ない。

これは今の状況だけでなくどんな事件においても言えることだ。

つまり現時点で山岸が居るかもしれない施設に立ち入るには…



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