58:1[saga]
2018/03/24(土) 22:39:37.79 ID:N9NZ/oAL0
数分後、椿さんは3人の大人を連れて戻ってきた。
凪「有馬先生ーー!!」
金髪の女性がぶんぶんと手を振る。
絵見「久しぶり、有馬」
武士「おい公生! 女子中学生ばっかじゃねーか! お前何かしてねーだろうな」
凪「有馬先生が変なことするわけないでしょ?! まったくお兄ちゃんは……」
3人とも、テレビで見たことがあるプロのピアニストだった。
公生「ごめんね、中野さん。ギタリストも呼べればよかったんだけど……」
梓「あ、いえ……」
そこから二日間は、練習漬けの時間だった。2人の生徒に4人の先生だなんてとても贅沢で、自分の技術の未熟さにただただ気づかされるばかりだった。
ーーそして月日は流れ、文化祭へ向けてのタイムリミットは目前に迫る。
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