【ミリマス】P「ああ、お仕事するって楽しいなぁ」
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29: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2018/03/21(水) 18:33:17.95 ID:8U8MMvlEo

折角だから、お茶請けのお菓子も合わせて出しておいた。

もう少しだけ待ってて欲しいと彼女に伝え、
俺は自分のデスクに戻ると履歴書の確認作業を再開する。


――そうして、それから十五分と経たないうちに社長は事務所に戻って来た。

一緒にいる音無さんにも「お帰りなさい」と声をかけ、俺は来客があることを二人に話す。


社長「ああ、そうだったそうだった! 確かに今日、彼女が来るという話を受けていたんだよ」

社長「いやぁ、それなのに私としたことがスッカリと予定を忘れて……。キミ、すまなかったねぇ」


うーむ、こうした悪びれない態度は社長の魅力の一つだろう。

偉い人からこうまであっさり謝られると、下にいる者としてはそれ以上何も言えなくなる。

とはいえ、こういうワザを成すには何より人柄が大切なんだよな。

俺も一度、アイドルたちに真似してやってみたことがあるけども……。
ううむ、結局は火に油を注ぐだけだったなぁ。


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