12: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/03/20(火) 23:53:08.81 ID:f2yML0Is0
エリカ「分かっているんでしょう?この関係は私たちが望んでいたものじゃないってこと。」
「その通りだ。」とみほは思った。
みほがエリカに抱いていた感情は、もっと暖かくてキラキラと輝いていたものであったはずだ。
決して冷たい檻の中でお互いの傷を舐め合うようなものではなかったはずだ。
エリカは檻から出るべく、みほの手を引いて出口に向かって進んでいるのだ。
それを分かっていながら、それでもみほは立ち止まる。
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