Bismarck「死んだフリをして艦娘の反応を見る?」
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18: ◆6JdLhB27E2[saga]
2018/03/18(日) 22:40:14.20 ID:gqrBASFk0
Graf「アトミラール、あとみらーる、うあ、うあぁ……ごめんなさい、ごめんなさい……うぅ……」

Graf「……ビスマルク。聞かせてくれ。なぜアトミラールを手に掛けた。答えてくれ」

Bismarck「そういう運命だったのよ。そういう結末。私も、貴方も、アトミラールもね」

Graf「私『も』? ……殺すのか。同じように、首をぐっと絞め上げて」

Bismarck「さぁ、どうでしょうね」

Graf「私が口外すれば貴方の立場はないぞ、ビスマルク」

Graf「貴方にも、貴方の言う『私の運命』にも、失望した。……頼む、私をアトミラールの元へ送ってくれ。こんな惨めな私を死なせてくれ」

Bismarck「それは……」

提督「出来ねえな。却下だ」

Graf「アトミラール!?」ビクッ

提督「いいか、ツェッペリン。お前、死にたいなんて言わないでくれよ。俺達が深海から引きずりあげたお前の命、もっと大切にしてくれよ」

Graf「え? あれ? あ、えと、すまない。錯乱してしまって、死にたいなんて思ってないぞ、断じて」

提督「分かってくれりゃ良いんだ。尤も、死んだフリなんてしてる俺が説教なんて出来ねえんだがな……おふっ」

Graf「良かった……私、貴方を助けられなかったと思って……救えた命を救えなかったと思うと……本当に申し訳なくて……」ギュッ

提督「良いって良いって。これからはちゃんと救ってくれ。まあ、こんなことはないのが一番だが」

Graf「無論だ。……では、ビスマルクは殺人犯ではないのだな」

Bismarck「当然じゃない。私が提督を殺す訳が無いわ。ツェッペリン、お詫びと言っちゃなんだけど」チラッ
提督「ああ。こんなもので許してもらえるかは分からないが、ちょっとした食事券だ。受けとってくれるか」

Graf「食事券……? ……そうか、そうか。では、二度とこのような事はするんじゃないぞ。貴方が死んで悲しまない艦娘などここには居ない」バタン


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