勇太「あ、いっけね」ガッシャーン 樟葉「え?何の音?」
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5: ◆5/bDmVoxZw[saga]
2018/03/17(土) 00:31:12.61 ID:gVz/OtBY0
〜5分後

勇太「ダメだ、もうダメだ」
樟葉「う〜んあと少しでいい具合になると思う」
勇太「樟葉いける?」
樟葉「ごめん、もう」
勇太「そっか……。おらっ……!いたっ……」
樟葉「……」
勇太「」カチャカチャ
樟葉「……」
勇太「」カチャカチャ……
樟葉「」ギュッ
勇太「くずは!!?」
樟葉「お兄ちゃん頑張って!!」
勇太「お///おい///急に抱きつかれたらそれこそ力が出ない!」
樟葉「ごめん嫌だった!?」
勇太「そうじゃないけど、心臓がちょっと……」
樟葉「私の腕とお兄ちゃんの腕が合わされば、2倍の速さで終わると思って。後ろから抱きつくしかなくて。驚かせたならごめんね」
勇太「……。じゃあ、やるぞ」
樟葉「うん」タッチ
勇太「あ///」
樟葉「あ///」
勇太「そっか。俺の手の上を握るんだよな……」
樟葉「……。私のやってることって、変態さんみたいだよね」
勇太「うん」
樟葉「な/// なんでそこで「違うよ」とか言わないの!!そういうところで別な回答するから嫌われるんだよ!!!!」
勇太「だって事実じゃんか///」
樟葉「そういうつもりはありません/// もう手伝わない!!」
勇太「だったらせめて俺のお尻に張り付けるのやめてくれ/// こっちはこっちで大変なんだぞ!!変態なだけに……」
樟葉「違う!!違う!!やめて!!そんな気はないから!!!私の紅葉ちゃんを汚すような言い方はしないで!!!!仕方ないじゃん!!私小さいんだよ!!!お兄ちゃんの肩の上からのぞき込むだけで精一杯なんだから!!!」
勇太「それと髪のいい香りとか、荒々しい甘い吐息とか、何より体全身柔らかいとか。なんかムラムラしてくるんだよ!!」
樟葉「お兄ちゃん!エッチ!お父さんにチクるからね!!」
勇太「違う!俺じゃない!俺は被害者だ!!!断じて一色……サルみたいな不道徳の塊の性欲男じゃねえよ!!」
樟葉「この!!!!ロリコン!!!!!!変態!!!!!!!」
勇太「やめろー!!!!自分が信じられなくなってきた!!!」
樟葉「やろう?」
勇太「しっかり握れよ手」
樟葉「分かったよ変態。じゃなかったロリコンおじさん」
勇太「くっそ、覚えてろ!!」
樟葉「へへっ。お兄ちゃんの負けだよ!」
勇太「///」カチャカチャ
樟葉「///」カチャカチャ
勇太「(樟葉って胸ないよな……)」カチャカチャ
樟葉「(お兄ちゃんから汗のにおいがする……)」カチャカチャ
勇太「う〜ん?逆からでいい」
樟葉「えっ?どゆこと?」
勇太「こ〜樟葉の後ろから抱いて」
樟葉「きゃっ///」ギュッ
勇太「樟葉の腹に左腕巻いていい?ベルトみたいに。それで手を樟葉に握る」
樟葉「お/// お/// おにいちゃん///」
勇太「これでいい?」
樟葉「え/// どうしよう/// どうしよう///」
勇太「下半身もごめん……」
樟葉「いやだ♡ なんかカップルみたいだよね♡」
勇太「俺も顔が赤いということは知らせておく///」ドキドキ
樟葉「ええ……///」ドキドキ
勇太「いやか///」ドキドキ
樟葉「ううん。するならせめて一言欲しかったなって気がする///」ドキドキドキドキ
勇太「(手が柔らくて温かい……)」カチャカチャ
樟葉「(手が硬くて温かい……)」カチャカチャ
勇太「樟葉さ、手が小さいのに汗が出るんだな」
樟葉「仕方ないじゃん」
勇太「その汗が熱意みたいでいい」
樟葉「お兄ちゃん、傷つくと思うけど、キモイ」
勇太「がーん」
樟葉「でも、私もお兄ちゃんの体大きくて温かくて、好き」
勇太「なんだか幼稚園児がチョコ作ってるみたいだね俺達」
樟葉「だね」
勇太「ははは」
樟葉「ははは」


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