14:名無しNIPPER[sage]
2018/03/16(金) 08:58:31.99 ID:13r6ns/50
日菜「あはは、やっぱり君って面白いね」
日菜「えー、面白いよ〜。彩ちゃんとはまた違った感じの面白さだよね」
日菜「ん〜、なんていうんだろう」
日菜「あたし、昔から天才だーとか人の気持ちが分からないーとか言われてたからさ」
日菜「そーやってストレートな言い方してくる人ってなかなかいなかったもん」
日菜「大体どの人もお茶を濁した返事して目を逸らしてたし」
日菜「だからまっすぐにあたしを見てくる人がいると、『なんでなんだろ?』って興味が湧くんだよね」
日菜「でも……その中でも君は特別かなぁ」
日菜「なんだかね、一緒にいるとすっごくワクワクして楽しい気持ちになるんだ!」
日菜「えへへ、君とおねーちゃんが一緒の学校だったらきっと毎日『るんっ♪』ってするのになぁ〜」
日菜「え、羽丘は流石に無理?」
日菜「大丈夫大丈夫! なにか突っ込まれても『つまり……そういうことさ』って言えば解決するって麻弥ちゃんが言ってたから!」
日菜「え〜っ、どうしても無理なの〜?」
日菜「もー、いくじなしぃ」
日菜「可愛い恋人のお願いが聞けない君には……罰ゲームっ!」
日菜「えーい、ぎゅ〜!」
日菜「えっへっへ〜、雨の日って、傘をさしてて歩きづらいでしょ?」
日菜「そこにあたしがぎゅ〜って抱き着くことによって更に歩きづらくなる罰ゲームだよっ」
日菜「ん〜? なんだか顔が赤くない? 軽くにやけてない?」
日菜「罰ゲームなのにどーしてそんな顔してるのかな〜?」
日菜「え、あたし?」
日菜「あはは、あたしはいーの!」
日菜「だって君にこうしてると『きゅらるんっ♪』が『きゅるらるるんっ♪』になるんだもーん!」
日菜「違いがまったく分からないって? だいじょーぶだいじょーぶ! あたしもよく分かってないから!」
日菜「それにね……ふふっ」
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