13:名無しNIPPER[sage]
2018/03/16(金) 08:57:50.63 ID:13r6ns/50
日菜「あー、今日も1日学校疲れたな〜」
日菜「うん? んーん、特に何も変わったことはなかったよ」
日菜「なんとなく言ってみただけ〜」
日菜「学校に疲れるって感覚がよく分かんないんだよね」
日菜「そんなに疲れるようなことってあるかな? 君はどう?」
日菜「……テストが難しかったり体育でマラソンしたりすると疲れる……か」
日菜「うん、全然ピンと来ない!」
日菜「だってテストなんて教科書に書いてあることしかやんないし、難しいと思ったことないもん」
日菜「あーでもマラソンが疲れるっていうのはちょっと分かるかも」
日菜「ただ走るだけって何が面白いのか、あたしには全然分からないよ。途中で飽きてくるよね」
日菜「……え? そういう疲れ方じゃないの?」
日菜「うーん、確かにずっと走ってたら疲れるかもしれないけど……授業じゃそこまで走らないしなぁ」
日菜「どうせ走るなら鬼ごっことかの方が楽しいよね!」
日菜「この前のライブのことって話したっけ?」
日菜「そうそう! 本番前ってほんとーに退屈でさぁ〜、つい楽屋から出て散歩したくなるんだよね」
日菜「いや〜、あの時は楽しかったなぁ。ファンの人とスタッフさんが鬼であたしが逃げる役って感じで!」
日菜「……まぁその後、千聖ちゃんにすごく怖い笑顔で怒られたんだけどね」
日菜「でもなんだか怒られてない彩ちゃんの方が千聖ちゃんを怖がってて面白かったな〜」
日菜「……え、反省? ちゃんとしてるよ」
日菜「次はおねーちゃんの服を持ってって、それを着て外に出ようって思うんだ」
日菜「それならきっとバレないし……えへへ〜、おねーちゃんの服も着れるし一石二鳥だよね!」
日菜「……それは反省の方向性が違うって? うーん、そうかなぁ……」
日菜「あ、おねーちゃんといえば、君といる時とおねーちゃんといる時って何が違うんだろうね?」
日菜「ん? んーっとね、おねーちゃんと一緒の時は『るんっ♪』てするじゃん、あたし?」
日菜「でね、君と一緒にいる時は『るんっ♪』に近いんだけどちょっと違う感じがするんだよね」
日菜「言葉にすると……そうだなー、『きゅらるんっ♪』って感じかなぁ」
日菜「この違いがよく分からないんだよね〜。君は分かる?」
日菜「……全然分かんない? そもそも『るんっ♪』ってなんなのか理解できる気がしない?」
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