40:名無しNIPPER[sage]
2018/03/21(水) 06:16:25.27 ID:i841DEVDO
――そういってお姉ちゃんが見せてくれたペンダントの中の写真
お姉ちゃん?と思われる赤ちゃんと、小学生ぐらいかな?でも面影があるPくんに
今のお姉ちゃんの髪の毛が黒かったら、多分そっくりな女の人……
41:名無しNIPPER[sage]
2018/03/21(水) 22:51:11.62 ID:i841DEVDO
美嘉「私は……Pちゃんのことが好き」
「お母さんが死んで、悲しかった私に優しくしてくれた……自分も寂しいだろうに」
「でもある日気がついた」
42:名無しNIPPER[sage]
2018/03/21(水) 22:55:04.42 ID:i841DEVDO
美嘉「それでもよかった……それぐらい好きだったから」
「わがまま言っても必ず言うこと聞いてくれたし」
「何より、私のことを……お母さんを重ねながらだろうけど、真っ直ぐ見ていてくれたから」
43:名無しNIPPER[sage]
2018/03/21(水) 23:01:33.84 ID:i841DEVDO
美嘉「最初はね……嫉妬に狂いかけた」
「私の、私だけに向けられていた視線を奪う存在に」
44:名無しNIPPER[sage]
2018/03/21(水) 23:08:35.77 ID:i841DEVDO
美嘉「……雰囲気でPちゃんとは結ばれたけどようやく気がついたんだよね」
「由愛ちゃんと違って……は話さなくていいか。…すっごく痛かったから、正気になったのかな?」
「これは重ねていい体じゃない。通わせていい心じゃないって」
45:名無しNIPPER[sage]
2018/03/21(水) 23:18:36.65 ID:i841DEVDO
――アイドルヤメルオネエチャンガ?
私は突然のことで、わからなくなった。現実ではない夢でも見ているような感覚に陥っていた
すると、突然千枝ちゃんが声を張り上げた
46:名無しNIPPER[sage]
2018/03/21(水) 23:22:29.07 ID:i841DEVDO
美嘉「千枝ちゃん……」
お姉ちゃんが千枝ちゃんを抱きしめる。普段なら止める行為だけど、不思議と止める気になれなかった
美嘉「ごめんね……私なんかの為にそんなに思ってくれて」
47:名無しNIPPER[sage]
2018/03/22(木) 13:58:31.68 ID:mnvl6JQDO
もちろん、私も泣いた。由愛ちゃんも泣いていた
ちひろさんも泣いていた
48:名無しNIPPER[sage]
2018/03/24(土) 16:25:18.91 ID:IGI34BWDO
ガラッ
「まったく…美嘉はともかく、ちひろさんも酷いのね」
美嘉「ともかくってねぇ……」
49:名無しNIPPER[sage]
2018/03/24(土) 16:39:16.75 ID:IGI34BWDO
奏「……でも、これだけは言っておくわ。私も怒っているのよ」
美嘉「……それは、ぴーちゃんを寝とったこと?勝手にアイドルをやめること?」
「それとも……この子達が生まれたのは望まれていないような言い方をしたこと?」
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