297: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2018/03/26(月) 12:30:37.55 ID:ELSLV8Bao
司祭「…呪い、ですか。貴女達では儀式のことをそう言うのですね」
司祭「少し、不服です。聖なる儀式を、呪いなどという穢れた言葉で表現されるのは…」
霊能少女「…は?あれが呪いじゃないって言うの?」
祭司「えぇ、そうです。私達が行っていたのは使者を送らせる儀式。天の国への使者をね」
司祭「選ばれた者ではないと、天の国へ行くことは出来ないのです。だから、私が裁定して、使者を送りました。彼らは今頃、天国で祝福されているはずです」
司祭「…お嬢さん、貴女も…選ばれた人間なのですよ?もっと誇りなさい。とても名誉のあることなのですから」
女「…っ」
霊能少女「…そう、その天国やら、使者やらの意味は理解出来ないし、したくもない」
霊能少女「でも、アナタは確実に人を呪い殺していた。この道具を使ってね」スッ
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