296:亜人好き ◆HQmKQahCZs[sage]
2020/01/30(木) 20:46:18.25 ID:NWoGZrx70
急速に体がひっぱりあげられました。
少年「ががぼぼぼぼ」
少年さんが何を言ったのかはわかりませんが
どうやら私は助かったようです。
ドバッシャンッ
気が付くと空中。しかも天地が逆に。
「うおんっ」
ベクトルが横に。
ぎゅおんと高速で横に引っ張られたIたちは白いスーツの人の胸の中へすとーんと飛び込んできました。
オルカ「青春が過ぎるんじゃないか?」
Eeeeeeeeeeeeeeeeっと
なんでこの人はIを抱えてなんともないNOでしょうか。というかさっきのはこの人がやったNOでしょうか。
なんて馬鹿力。いやはやこの世の中は可能性に満ちている。ではなく
R「あ、ありがとうございます」
セラフ「今回は少年さんのミスですから」
少年さんのミス?
少年「げほっ、ごほっ、その、うげっぷ」
オルカ「フハハハ。我は水の中でもぴんぴんしてるぞ!」
セラフ「落ち着きなさいな」サスサス
少年「げほっ。その、あの、違うんです」
違う。違うとは何が。
少年「俺がR−10さんをダメって言ったんじゃないんです」
少年「本当の恋人でもないのに、俺なんかがR−10さんにそういうことするのがダメって思ったんです」
…ということはR−10の勘違い? Iは拒絶されたのではなかったのですか。
それを聞いたらなんだかどっと力が抜けて、それと同時に安心感が。
R「じゃあしてください」
安心感がその言葉を後押ししました。
少年「えぇっ!?」
オルカ「俺は目をつぶっているぞ!」
セラフ「わたくしもつぶります」
R「さぁ、カモン」
少年「え、えぇっと」
チュッ
感触がしたのは唇ではなく、頬。
それでもそこを中心に幸せの波が
Byaaaa///
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