286:亜人好き ◆HQmKQahCZs[sage]
2020/01/30(木) 16:16:47.11 ID:NWoGZrx70
Iは生徒なので授業を受けます。ですが、知識はすべてインストールで覚えれるNOですから別に………
それより、授業じゃ知りえないことをもっと知りたいとおもう向上心あふれるI。
八角形フォルムをゆらゆらと揺らしながら視界機能を窓の外に向ける。
乱雑に今も増設され続けている校舎はまるで魔宮。この校舎についてもIの興味の対象だったりします。
ここは感情で溢れています。そこでいろいろ吸収していけばきっと
「R−10さん。こちらに来てこの問題を解いてください」
眼鏡の特徴のない講師に言われ前に出ます。思考を中断されたことは少々腹立たしいですが、非があるのはIのほう。
おとなしく目の前の数式を処理しました。数学、それこそIの得意分野。
頭の中の回路を弾き、答えを導きだす。0と1を張り巡らせて4桁、小数点以下3桁の答えを板書する。
とても簡単なこと。なのに講師は私を誉めます。
こんなこと当然とばかりにIは自分の席に戻りました。
実にCOOLです。
再び外の風景に思いを巡らせ―――
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