少年「俺のクラスは亜人だらけ」
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264:人外好き ◆HQmKQahCZs[sage]
2019/03/29(金) 09:37:07.54 ID:SICZYxYk0
ヤツカ「気にしないでください。いつものことですし1時間もしたら戻ってきますから」

それはいったいどういうことなのでしょうか。Iたちのような機械仕掛けならともかく、生物的種族はそう簡単に回復することがないというのがIの中の知識で、人生経験から推測できる一般的な常識のはずでした。えぇ。

ですがどうやらそれは常識じゃないみたいなNOです。この眼鏡の人が嘘をついていなければ。まぁ、嘘をつく必要もわかりませんし、周りの人の反応がそれが事実であるということを如実に物語っていますけど。でも人を刺しておいていつものことってそれってやっぱり危ないんじゃないNOでしょうか。

思考を巡らせ結論付け、ようやく警告音が鳴りやみました。こういうところがIが嘘をつけないところの原因ですね。落ち着け、落ち着くんですR−10。COOLになるのです。なんて

そうですタイガーホールにINしなければプリティータイガーをGetはCan Notという格言があります。リスクを負って初めて開ける道もあるのです。だからIはこの危険性にかけてやるのです。

ヤツカ「あの………?」

R「Bya!」

考え込んでいたIを眼鏡の人が覗き込んでいました。処理中に話しかけられるのは苦手です。思わずびっくりしてしまいます。

ヤツカ「驚かせてしまってすいません。ご依頼のお話と、あとこちらに学生証の番号とお名前を直筆で、それと注意事項に目を通して同意のサインもお願いします」

眼鏡の人が差し出してきた紙には学生証の番号と名前を書く欄があって、その下には注意事項などの項目が設けられてます。いわゆる誓約書というものでした。

注意事項に目を通すと生徒会は学生のために動くけど、もし生徒会の要請があった時は可能な限り協力するようにとのことでした。

人のために動くことをモットーとしているIにはあまりデメリットのない契約のように思えます。相互扶助的活動はIが望んでいることの一つなのですから。

アームからペンを出しさらさらと達筆に誓約書に書き込みます。

ヤツカさんに誓約書を渡すとヤツカさんはにっこりとほほ笑んで

ヤツカ「それでは相互扶助を始めましょう」

と宣言しました。



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