236:亜人好き ◆HQmKQahCZs
2018/12/14(金) 14:56:09.24 ID:y8iP/2u10
そんなドタバタ劇が繰り広げられてようやく悪魔の人の猿轡が外された。悪魔の人は大きく息を吸うともぞもぞと動いてなんとか座りじろじろとこっちを見てきた。
「まさか本当に来るとはな。いや我の目に間違いがないことは世の常であるが」
「入れるんですか? 入れないんですか?」
「そう急かすな。まず生徒会とは学園の自治的」
「入れましょうよー、良いじゃないですか人で足りないですし」
「急かすな。えーっと、自治的組織であり」
「はよ」
「………」
何かを語ろうとしていたのだが横やりを入れ続けられたため落ち込んだ表情でうつむく悪魔の人。
「あー、えぇ、はい。ようこそ。生徒会へ」
なんて投げやりなセリフで俺は生徒会に入会したのだった。
ヒョウカさんの命令通り上手く入り込むことはできたがこれから上手くいくのか。
そこがとても心配で大喜びしている人たちに見えないようにこっそりため息をついた。
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