少年「俺のクラスは亜人だらけ」
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191:亜人好き ◆HQmKQahCZs[saga]
2018/11/22(木) 16:32:38.59 ID:/zNP7FFb0
少年「おーい、ボンボリちゃーん。でておいでー」

廊下で大声を出してみるものの返事はない。

仕方ないので一つ一つ部屋を探してみるが、姿は見えず。それに空き部屋もあり、かなり非効率だ。

オル「話は聞いたよ☆ ボンちゃんを探索隊に加わるぜい☆」

そうやって探していると子供たちから話を聞いたらしいオルレアンも一緒に探してくれることとなった。

オル「おーい、ボンちゃ〜ん、でっておいでー☆」

オルレアンが声をかけても返事はない。

そうしてあらかた部屋を探し回り、俺がとある部屋のドアノブに手をかけたとき、オルレアンが慌てた様子でドアノブにかけた手を掴んで止めた。

オル「そこは開かずの間ではいっちゃいけないんだよ」

少年「でもいるかもしれないだろ」

オル「私が探すから、そこで待ってて!」

そういうとオルレアンがドアを開けてさっと入っていった。ちらりと見えた部屋の中には本棚があると同時にきわどい女性の絵が飾られてあった。オルレアンの部屋? 違うように思えるが。

オル「はぁ、はぁ、ここにもいなかったよ」

少年「もう結構探したのにな、いったいどこへ?」

オル「ぶるるっ、ちょっと私行くところあるから」

少年「どこにいくんだ?」

オル「聞くなばかっ!」

なぜか普通に怒られた。

オルレアンは赤い顔をしてぱたぱたとどこかへ走り去っていく。

………あ、トイレか。それはデリカシーのないことをしてしまった。

そうだ、ついでに俺もトイレに―――

オル「キャーッ!!」

オルレアンの悲鳴が聞こえた。

オル「だ、だれか! 誰か来て! 助けて!!」

普段のしゃべり方ではない、本気で慌てたような叫びが聞こえる。

俺はとっさにオルレアンの声が聞こえたほうに向かって走った。



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