143:亜人好き ◆HQmKQahCZs[saga]
2018/11/15(木) 15:35:01.30 ID:wSd/ZYkt0
男「!!」
火がはじけていた。メラメラと。
そう、火がはじけていたんだ。
イヅナ「火が強すぎるだろうが! 強火にもほどがあるだろうが!!」
鉄板の下で。
「す、すいませんっすっ。でも料理は火力だってオルレインちゃんも」
そして鉄板の上で踊る焼きそば。
なんだよこれ。
イヅナ「これじゃあソースが焦げ付いて不味くなっちまうだろうが!」
確かに気づけばソースの焦げる匂いはした。
でもまさか不良が焼きそば作ってるだなんて誰が思う。
しかも割と本格的な設備で。
「これでお客さんいっぱい来てくれるっすかね」
イヅナ「おうよっ! 俺様特性の焼きそば食っちまえばどんな奴だってイチコロよぉ!
特性!? イチコロ!? なにやら不穏な言葉が
「イヅナさんの焼きそばは美味しいっすもんねぇ〜」
………そっすか。
なんか緊張してたのが馬鹿らしくなった。
実は悪い奴じゃないんじゃないかこいつら。
………! まさかあの猫を焼きそばの具にする気では。
有りうる! よくわかんないけど有りうるかもしれない!
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