ジャパニーズアベンジャーズ 特撮クロスオーバースピリッツ
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70:魔界岸 ◆WzpMn05TJA
2018/03/17(土) 00:37:13.16 ID:CElREEq8O

空中でRXキックとシャドーキックがぶつかり合い、中間で激しい力と力が拮抗する。

さすがはシャドームーン……一瞬でも気を抜けば間違いなく一気にやられてしまうだろう……。

しかしそんな大きな力をRXは少しずつではあるが、押し返していく。

 

「俺は大切な人たちを守りきってみせる!!」

 

その揺るぎない信念はシャドーキックを完全に押し返す決め手となった。

 

「再び、この俺が負けると言うのかぁ!?……」

 

シャドームーンは完全にRXに力負けし、空中で凄まじい力がぶつかり合った反動から爆発が起こる。

その爆発の中からRXではなく光太郎が地面に叩きつけられていた。

 

「光太郎さん!!」

 

甲平が心配そうに駆け寄ろうとするが、光太郎は手で制止する。

RXキックを受け、空中で爆発を起こしながらもシャドームーンはフラつきながら、ヨロヨロと光太郎へと向かってくる。

だが、シャドームーンはRXを称賛し、負けを認めると光太郎の目の前まで来て力なく崩れ落ちた。

 

「またしてもか……完敗だ……」

 

光太郎は虫の息のシャドームーンの肩を抱き抱える……。

 

「教えてくれシャドームーン……これはお前が全て企んだことだったのか?」

 

「どうだろうな……だが……あんな薄汚い雑魚と一緒にするな……」

 

はぐらかすシャドームーン……多分、シャドームーンはディウスの計画などは知っていたが、裏で操ってはいないと光太郎は確信した。

 

「違うんだな……俺と真剣に戦うためにあんなことを……」

 

シャドームーンは変わってはいない。

戦っている最中は正々堂々と正面から向かってきた。

考えてみれば甲平がビーファイターの時に変身解除させられた攻撃もあれは光太郎を狙った攻撃……多分誰も傷つけるつもりではなかったのではないか……。

本気での勝負に拘っていたシャドームーンがわざわざディウスを使ってあんな小細工を仕掛けるとは思えない。

だから周りの人間を抹[ピーーー]ると宣言したのもRXと真剣に戦う為のいわば狂言だったのだろう。


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