ジャパニーズアベンジャーズ 特撮クロスオーバースピリッツ
1- 20
40:魔界岸 ◆WzpMn05TJA
2018/03/14(水) 15:45:37.71 ID:ZTSovdFhO
 

「グッモーニング甲平! 今日は遅刻確定だな!もう見学者たち来てるぞ!」

 

ハッハッハッ!とちゃかして笑い飛ばすのは甲平の大学からの付き合いで同期であるトニーという職員。

部署が違う為、職場ではあまり合う機会は少ないがたまに合うとこうしてちゃかし合ったり、プライベートでは飲みに行ったりする仲だ。

 

「うるせーな 遅刻じゃねーよ 後五分あるだろ?」

 

「いや正確には後四分と三十秒だ」

 

「広報部は時間に余裕があっていいよなぁ それはそうと人の心配するよりもお前は自分の嫁さんの心配しとけよ」

 

トニーは大学時代から付き合っていたガールフレンドのクレアとコスモアカデミア入社直後に結婚、そしてこの前、奥さんの妊娠が発覚。

甲平はクレアと同じサークルだったこともあり親交があった。

トニーにクレアを紹介したのも甲平で恋のキューピッドである甲平にしてみれば自分のことのように嬉しかった。

 

「クレアは順調だから良いとして、今は甲平の遅刻が心配さ!だって残り時間が後三分しかない!」

 

「あぁーもう! お前せいでホントに遅刻しちゃうだろ!」

 

遅々として進まない準備に甲平は結構本気でイラついているがトニーはお構い無しにそんな甲平の肩を優しく揉みだす。

 

「まぁそう怒るなって それはそうと今日、家に来ないか? クレアの妊娠と誕生日を祝ってやりたいと思ってさ」

 

「夫婦水入らずでやってくれよ……」

 

「そう言うな クレアもお前が来たら喜ぶし、何よりお前が心配なんだ この前からずっと働き詰めだろ? たまには息抜きも必要さ 久しぶりに大学の時みたいに三人で楽しもうぜ?」

 


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
122Res/158.53 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice