ジャパニーズアベンジャーズ 特撮クロスオーバースピリッツ
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魔界岸
2018/03/11(日) 02:26:26.15 ID:Y8ZCGh7yO
小鳥の囀ずりと永遠にジリジリと鳴り続ける目覚まし時計の音で甲平は目を覚ました。
眠たい目を擦りながら、カーテンを開けると眩しい朝日が部屋に入ってくる。
「やっべ! もうこんな時間かよ!?」
時計を確認すると、出社時刻まで後、一時間を切っていた。
コスモアカデミアまでは自転車でかなり飛ばして三十分はかかる。
昨日は帰ってゆいと通信してシャワー浴びたらすぐに寝たはずだが、身体が重い……やはり疲れがたまっているのだろうか。
このまま横になって二度寝したい気分だ……でも学生の時のようにそれだけの理由で休んでなどいられない。
それに今日は見学者のガイド役になっているし、それ以前に地球上に生ける生命を守るコスモアカデミアの一員なのだ。
そんな甲平がズル休みなど許されない。
甲平は朝食も採らず、バッグに作業服と資料を入れると部屋を飛び出した。
アパート前にある自転車置き場まで猛ダッシュすると、自転車に乗り、公道に乗り出す。
コスモアカデミアはマンハッタンの隣の島、自由の女神像が目と鼻の先にある。
海上に位置する為、従業員用の無料フェリーが二十四時間運航しているが、夜の九時まで常に三十分ごとの運航なので次のフェリーに乗り遅れれば遅刻ということになってしまう。
それだけは何とか回避したい甲平は必死にペダルを漕ぐ。
従業員専用の自転車置場に到着するやいなや、駆け足でフェリーに近づき、ガードマンにコスモアカデミアの従業員カードを見せ、乗り込む。
その後、一分も待たずにフェリーが動き出したのを見ると間一髪と言ったところか。
甲平は胸を撫で下ろすとゼェゼェと息を切らし、置かれている椅子に腰をかけ、バッグからタオルを取り出すと顔中に溢れ出た大量の汗を吸収させる。
とりあえずかなり疲れた……こんなに必死に走ったのはビーファイターとして戦っていた時以来かもしれない……。
コスモアカデミアにフェリーが到着すると従業員カードをかざして、専用の入口から入ると男性更衣室のドアを開ける。
それと同時にコスモアカデミアの作業服を着た男性が出てきた。
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