10: ◆C2VTzcV58A[saga]
2018/03/06(火) 21:32:12.42 ID:R3SLFrm7O
P「そしていよいよ、収録されたミニドラマの放送日を迎えた」
ハート『私はスウィーティー王国の使者・シュガーハート☆ 度重なる戦いで実体を保てなくなってしまい、一時の宿としてキミのスマホに入り込ませてもらったぞ☆ てへぺろ☆』
アスカ『勝手に人のスマホに入り込まないでくれないか』
P「どこにでもいる普通の中学生、アスカは、ひょんなことからスウィーティー王国とスパイシー帝国の争いに巻き込まれてしまう」
ヴァリサ『あーっははは!! スパイシー帝国の皇帝であるパパのために、この地球もろとも唐辛子まみれにしてやるわ!! 闇に飲まれよ!!』
ハート『だまらっしゃい! 地球はスウィーティー王国のような練乳まみれの星になるんだぞ☆』
アスカ『一地球人として両方ともに断固反対だ』
ヴァリサ『騒々しいわね! 喰らえ、セクシーファントムビーム!!』ヴァリヴァリヴァリ
P「降りかかる火の粉を払うため、アスカはしぶしぶシュガーハートに力を貸すことを決意する」
アスカ『あなたのハートをニノニノスウィート☆ 魔法少女スウィーティー☆アスカ、参上!』
アスカ『って、口が勝手に!? しかもなんだこのフリフリピンクな格好は!?』
ハート『ヘッヘッヘ、シンパイスルコトハナイ☆』
アスカ『この戦いが終わったらボクのスマホから出て行け……!』
ヴァリサ『なんかぶつぶつ言ってるわりにノリノリのステップね』
アスカ『体が勝手に動き出すんだ……!』
P「怒りの魔法で闇の魔族ヴァリサの顔を生クリームまみれにしたアスカは、なんとかスパイシー帝国の進軍を一時的に止めることに成功したのだが」
ハート『あ、ちなみに今の変身でハートとアスカちゃんの身体がつながったから♪ ハートが死んだら、アスカちゃんも道連れだぞ☆』
アスカ『……は?』
ハート『まさに一心同体だね☆ ハートだけに♪』
アスカ『勘弁してくれ……』
P「かくして、魔法少女スウィーティー☆アスカの戦いが幕を開けたのだった」
P「次回、第二話『練乳の甘さを覚えた闇将軍、スイパラへ行く』」
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