【ごちうさ 】絶望の甘兎庵
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3: ◆AkH/4.EZSk[saga]
2018/03/05(月) 23:00:44.88 ID:/N6ngAzG0
 そうだ、俺は敗北したのだ。

 俺はあんこに敗北し……そして死んだ。

 なら今の俺は?

「………」

 なるほど……きっと俺は亡霊として舞い戻ってきたのだろう。

 なんのために?

 決まってる。

「あんこを制裁……いや虐待するためだ」

 俺はもう理解していた。

 最初はただほんのちょっとの制裁をしていただけだが、いつしか虐待の悦びに目覚めてしまっていたことに。

「くくく」

 だがこの実体の無い状態では何も出来ない。

 今の俺はただの幽霊だ。

 壁にすら触れることが出来ない。

千夜「うーん」

「………」

 目の前には都合よく気絶した生身の人間が転がっている。

 俺は試しに憑依というのをやって見ることにした。




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