252: ◆sh9LE6ZD.AZt[saga]
2018/04/07(土) 00:11:54.33 ID:N85TKz6z0
B―ゆっくり開ける
君は右手を捻り扉をゆっくりと開けた。
その瞬間、中の喧騒は静まり返る。
――ギギッギィー。
「や、やあ」
「領主様。どうかされましたか?」
「あー、その……ルチアに話があって」
「……」チラッ
「!」ピクッ
「私は構いませんわ」
「……後で向かいますので、領主様は書斎でお待ち頂けますか?」
「う、む。解った」
ディアナは床に手を突いて顔を伏せている。
よく見ると彼女の耳は真っ赤だった。
臀部こそ露出していないものの、何かをされていたのは明白だ。
君は部屋から立ち去り、自分の書斎へと向かった。
――
――――――
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