【バンドリ】氷川日菜「あまざらしなおねーちゃん」
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91:名無しNIPPER[sage]
2018/03/01(木) 09:33:29.42 ID:ueeqel/10
つぐみ「最近よく来てくれますね」
紗夜「ここの珈琲、美味しいですから」
つぐみ「ありがとうございます。えへへ……そう言ってもらえると嬉しいですね」
つぐみ「注文はどうされますか?」
紗夜「珈琲とケーキのセットを」
つぐみ「はい、いつも通りですね。少々お待ちください」
紗夜(軽くお辞儀をしてから、つぐみさんはパタパタと厨房へ入っていった)
紗夜(……お菓子教室の件も、ついこの間の忘れたい記憶喪失の件も、つぐみさんには大いに助けられてばかりだ)
紗夜(どうすればあの天使のように優しい人に報いることが出来るだろうか)
紗夜(金銭や物で報いる、というのは抵抗がある)
紗夜(それはかえってつぐみさんを恐縮させてしまうだけだろうし、自分としてもそんなもので恩を返すというのは俗物的で意にそぐわない)
紗夜(しかしこうして足しげく羽沢珈琲店に通うのも、オブラートに包んでいるだけで根底は同じではないのかという気持ちがない訳じゃない)
紗夜(何か案があればいいのだけど……)
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