【バンドリ】氷川日菜「あまざらしなおねーちゃん」
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88:名無しNIPPER[sage]
2018/03/01(木) 09:31:57.40 ID:ueeqel/10
紗夜「病み上がりもなにも……体には特に異常はなかったのだから、その心配は無用よ」
紗夜「……でも、ありがとうございます」
リサ(不愛想にも聞こえるような言葉の後に、小さくお礼を言う姿を見て、少し紗夜は変わったなと思う)
リサ(前より少しだけ丁寧語で喋ることが減って、素直な気持ちを言葉にするようになった……ような気がした)
友希那「リサの言う通りよ。本人の気付かないところで疲労は溜まっていたりするんだから。少しだけ休憩にしましょうか」
紗夜「……そうですね」
あこ「そういえば紗夜さん、アコースティックギターはロゼリアで弾かないんですか?」
紗夜「あれは……ロゼリアでは弾かないわよ」
あこ「えーそうなんですか? この前の弾き語り、すっごくカッコよかったのになぁ……」
紗夜「あくまで弾き語りは私個人のものだから。それに、私が歌っていたら湊さんのやることがなくなってしまうわ」
友希那「あら、それならツインボーカルにしてみればいいんじゃない? 他のバンドはそういう曲もやっているわよ」
紗夜「いえ、そうだとしても、アコースティックの弾き語りになるとドラムとベースもやることがなくなってしまいます」
紗夜「ロゼリアは湊さんの歌声で、それぞれがそれぞれの楽器を奏でるからこそロゼリアなんだから」
リサ(……そっか。きっと前よりも、友希那を、アタシたちを、ロゼリアを大事にしてくれてるんだ)
リサ(そう思うと……なんだか嬉しいなぁ)
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