28:名無しNIPPER[saga]
2018/02/26(月) 21:53:40.07 ID:miKl5BoQo
事務所の前に着く頃には、ある程度気持ちの切り替えはできていた。
少なくとも今のところは。
春香の顔を見たとき、おかしな反応や表情をしてしまわないかが不安だ。
深呼吸し、扉を開ける。
千早「おはようございます」
……返事はない。
まだ誰も来ていない?
プロデューサーや音無さんは外に出てるのだろうか。
そんなことを考えながら数歩歩いたところで、ソファに一人、座っているのが見えた。
それが誰か、後ろ姿ですぐわかった。
一瞬だけ心臓が跳ねた。
けれどそんな私が話しかけるより先に、その子は振り返って、
春香「おっ、おはよう、千早ちゃんっ!」
今朝鏡で見た表情で、そう言った。
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